パソコンは、あまり理解できなくて、とか、詳しくなくて、とよく言われます。しかし、そんなに悲観的に考えないでください。
パソコンは、特にWindowsは、ファイルとフォルダを理解できれば、かなりの理解が進んでいきます。
一番簡単なテストは、「さっき作ったファイルは、どこに保存されましたか?」です。
この質問に対して「え!どこだかわからない」や、「いつものところ」は、まずい回答です。「デスクトップです」あるいは「マイドキュメントにいつも通り」ならOKということです。
Windowsというパソコンは、というか、この「Windowsというパソコン」という言葉も実は間違いです。「Windows」というのは、パソコンを動作させる基本ソフトの名前であって、決してパソコンの名称ではないのです。
この「Windows」は、世にある多くのパソコンを動作させています。しかし、「Windows」ではなくても、世にある多くのパソコンは動きます。そして、念のためですが、「マック」というパソコンがありますが、これは、「マック」としてしか動きません。が、この話は次回へとして元に話を戻しましょう。
「Windows」というパソコンは、実はファイルとフォルダを理解できないと、全く理解が難しいパソコンなのです。ファイルとフォルダの連続した道筋をレジストリ、という言葉でも表現しますが、今はそこまでの問題は置いておきます。
基本的にマウスの右クリックなどで、作った書類(ファイル)を、保存するための場所を作ること、これがフォルダの作成です。
このフォルダは、自由に名前を付けることができるので、後から見やすいように分かりやすい名前を付けて作成します。例えば「見積書」というフォルダを作成し、そこに「20200122〇〇様」という名称の見積書のエクセルファイルを保存する。翌日は、「20200123□□様」という具合ですね。
この「見積書」というフォルダを、何処に作成したという意識があるのか?ということからです。通常は、作成した書類(ファイル)は、「マイドキュメント」内に保存されるので、フォルダもそこに作成する必要があります。
しかし、業務上の問題で、デスクトップに直接「見積書」というフォルダがあった方が使いやすい。という場合は、デスクトップにフォルダを作成し、そこに書類(ファイル)を保存します。こうして、何処にどのフォルダがあり、中身が何か?を理解していくことからパソコンへの知識は深まっていきます。
まずは、この「ファイル」と「フォルダ」の構造と、何処にあるのか?ということに日々注目していきましょう。