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フォルダの名前、ファイルの名前に注意すること2(データ復旧)

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 ファルダやファイル名を長くしない方が良い、と先にお伝えしました。

 もうひとつ、データ復旧という観点から考えると大事なことがあります。

 それは、フォルダ名もファイル名も日本語ではなく、半角英数の方が良い。ということです。

 理由は、ややこしい説明はここでは省きます。

 要は、Windowsは、英語で作られています。その証拠にエラーメッセージは英文で表記されます。

 Windowsに不具合が起きた時、あるいはハード面でトラブルが起きた時、Windowsは本来の使用言語で動作するのです。その際、日本語であることは障害の理由となることがあるので無視されたり、あるいは自動で文字コードに基づき英数に置き換えられたり、あるいは削除されたりします。

 実際にデータ復旧を行う際にも、長い日本語であることが原因で不可能となることもあります。

 そこで、フォルダ名もファイル名もできるだけ半角英数でお願いしたいのです。

 例えば「見積書」は、「mitumori」。というように、ということです。

 また「-」(ハイフン)や、「.」(ドット)は、使用に適しません。記号が必要な場合は「_」(アンダーバー)を使用してください。それも半角です。

 「_」と「_」では、違います。

 前は全角で、後ろが半角。使うのは半角です。

 これはWindowsの歴史に基づくもので、むかしむかしから、フォルダ名やファイル名にはアンダーバーというのが基本なのです。

 例えば「mitumori_r202」という具合です。これは「見積書令和2年2月」という意味の表記の例です。そして、更に短い方が良いので「mitu_r202」とした方が更に良い、ということになります。

 データ復旧が必要なときというのは、パソコンが壊れた時あるいはUSBメモリが壊れた時、というように、必ずトラブル発生を原因としています。問題なく動作している時に必要なものではありません。

 だからこそ、普段からの利用方法が、万一の際のプラス要素となります。

 できれば、現在利用されている状況を見直し、

 1、難しい日本語を使用していないか?

 2、全体の文字数を減らすため、フォルダの階層は5段以上に深くなっていないか?

 3、半角英数に置き換えられる名称はないか?

上記の点を一度、検討してください。必ずトラブルを減らすことにもつながり、万一の際の明るい要素となります。